何気なく行っているゴミ出しですが、そのゴミの中に住所や氏名、電話番号などが書かれた書類や郵便物は混ざっていませんか?中には在宅勤務の影響で仕事関係の資料を自宅で処分される方もいらっしゃるかもしれません。第三者に悪用されないようゴミの出し方を見直してみましょう。
何気なく捨てるゴミからの個人情報漏洩
「郵便物は名前や住所が載っているから細かく破って捨てている」といった人は少なくはないかと思いますが、それ以外にも普段何気なく捨てているゴミに個人情報が書かれているのはご存じですか?
・クレジットカードの明細書
・宅配便の送り状
・薬の袋、病院の明細書
・請求書
・レシート 等々
薬の袋は見落としがちですが大きく名前が書かれている場合もあるので注意が必要ですし、レシートに関してはポイントカードの会員番号などが印字されている場合もあります。
「名前や住所だけなら大丈夫」は間違い
中には「名前や住所だけだったら何もできないしそのまま捨てても大丈夫」という考えの人もいるかもしれませんがそれは大きな間違いです。名前や住所が書かれたものと一緒に捨てられている他のゴミであなたのライフスタイルの情報が分かってしまう危険があります。
例えばレシートにはお店の名前と購入した物、購入日時が印字されています。レシートと住所の情報が合わさることで「この住所の人は毎週金曜日20時頃に家から30分以上離れたスーパーで買い物をする」というようなライフスタイルが分かってしまい空き巣などの被害にあうケースもあるでしょう。
レシートを例に挙げましたが雑誌や衣服等あらゆるものが個人情報と合わさることで様々なことが読み取れてしまいます。そのため、「名前や住所だけなら大丈夫」という考えは捨ててしっかりと対策を行ったうえでゴミを捨てましょう。
個人情報が漏洩すると何が起こる?
個人情報が漏洩で考えられる被害には次のようなものが考えられます。
・ダイレクトメールが増える
・迷惑電話が増える
・ストーカー、空き巣の被害 等々
ダイレクトメールや迷惑電話などの迷惑行為から、ストーカーや空き巣といった犯罪行為に繋がる場合が考えられます。
個人情報の安全な捨て方
個人情報が漏洩することで先程述べたような被害にあう可能性があります。そのため個人情報が記されたごみを捨てる場合にはいかのような対策を行いましょう。
〇ペンで塗りつぶす
郵便物の宛名の記載がある物の場合過程で一番簡単に出来る対策がペンで宛名を塗りつぶすことです。ボールペンなどではなくマッキーのようなフェルトペンを使いましょう
〇細かく切る
家庭用のシュレッダーをお持ちであれば手軽にできる方法ですが、シュレッダーが無い場合でもハサミで切ることで同じような効果があります。
ただし、大雑把に切ってしまうと可視部分で想定することも可能なので注意が必要です。
〇文字消しスタンプの活用
最近では100均などでも購入できる文字消しスタンプというものがあります。読んで字のごとく文字を消すためのスタンプでペンで塗りつぶすよりも楽に個人情報を隠すことができます。
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