災害に備えよう!避難場所の確認と災害前の備えの話
6月2日(金)は線状降水帯が発生し、これまでにないような大雨となりました。蒲郡でも一部の地域で避難指示が出ており避難した方もいらっしゃるかと思いますが
皆さんは自分の家から一番近い避難所はしっかり把握していますか?今回は緊急時の避難場所と災害前の備えについてお伝えしたいと思います。
蒲郡の危険な場所と避難場所
蒲郡市に限らず各地方自治体ではそれぞれの地域の浸水想定箇所や避難場所等を記したハザードマップを作成しています。ハザードマップにはどのエリアがどれくらい浸水するのかが分かりやすく色分けされているので、自分が住んでいる所が安全なのか危険なのかを判断する一つの目安となります。また緊急時に避難すべき場所も記載されているので災害が起こる前にどういったルートでどこの避難所に行くかをあらかじめ決めておきましょう。
また、スマホがあるので皆さん忘れがちですがハザードマップを印刷しておくことが大切です。今回の大雨ではネットが使えましたが災害の種類、規模によってはインターネットにつながらない可能性もあります。ハザードマップは印刷し日ごろから見える位置に貼っておき、防災バックの中にも入れて災害に備えましょう。
蒲郡市洪水・土砂災害ハザードマップ
災害前にしておくべき準備
〇防災バッグ、備蓄品の準備
近年大きな災害が多発しているので既に多くの方が準備はしているかと思いますがいざという時に持ち出せる防災バッグ、食料や生活必需品の備蓄を日ごろから準備しておきましょう。まだ準備をしていないという方はネットで「防災バッグ」「災害備蓄品」と検索するとどのようなものが必要かが分かるので何か起こる前に準備をしておきましょう。
〇ベランダのメンテナンス
今回のような大雨の際に意外とあるのがベランダからの浸水です。ベランダには排水口がついておりそこから水が流れるようになっているのですが、そこが葉や土、ゴミ等が詰まってしまうことで水がうまく流れずどんどん溜まってしまい室内に入り込んでしまいます。日ごろからベランダの排水口をメンテナンスし、予想外の事態を防ぎましょう。
〇土嚢、水嚢の準備
浸水しそうな所に土嚢を積むことで室内への浸水を防ぐことが出来ます。災害前に土嚢を作って準備することや作るために必要なものを備えておくことはなかなか難しいかもしれませんが、土ではなく水を使った水嚢というものもあります。こちらは水、大きめのゴミ袋、ブルーシートがあれば作れるので災害に備えて材料を準備しておきましょう。
また、被害が予想されるタイミングで土嚢・水嚢の準備ができなかった、数が足りないといった事もあるかもしれません。蒲郡では梅雨や台風の時期に市役所で土嚢の貸し出しを行っています。24時間自由に持ち出せるので是非活用してみてください。
水嚢の作り方
蒲郡市土嚢の貸し出し
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